キララちゃんと犬。

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まさかズームばっかり使ってるクソ野郎はいねえだろうな?

そもそもズームの語源知ってんの?

ZOOM!ってアメコミの吹き出しにもよく使われているとは思わねぇのか?

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実はこれ、もともと何かが急激に増大する時の擬音語だぜ。日本語で言うなら、ドーン!とかバーン!とかそういう感じだ。こっから派生して、「飛行機がズーンと急上昇することを」も意味するんだぜ。

 

そして、カメラの”ズーム”は「急上昇する飛行機から見た風景のように、急速に小さくなっていく像をつくり出せるレンズ」って意味なんだ。本来は。いまじゃ本来の意味なんて気にするヤツはいねえかもな。スマホで指を広げたらズームする時代だ。

 

そんな若者たちに最も基本的なことを教えてやろう。ズームの引きのことをズーム・アウト、逆に寄りのことをズーム・インっていうんだ。分かったかくそ野郎!

 

 

まさかメリットとデメリットもよく理解せずにズームを使ってるやつはいねぇだろうな?

映像においてズーミングはメリットもあればデメリットもある。それを理解せずにやれ「ズームイン!」だの「ズームアウトォォ」だの抜かしてるやつはおととい来やがれ!!

 

メリット&デメリット

アクション映画でよく見かける、急激に寄ったり引いたりしてアクセントをつけているズーム使用法だ。このズームによって、緊張感が生まれる。一昔前のチャカチャカしたハリウッドアクション映画でこのズームをよく見かけるな!?あれはズームのおかげで一応緊張感があって、一応画面がもっているんだ。

 

ただ、”一応”ってのを忘れちゃいけねえぜ。映像に緊張感はあるものの、それは芝居や被写体のそのものの緊張感じゃねえ。レンズの特性を活かした、機械的な緊張感にすりかえているだけだ。のぼせ上がるんじゃねえぜ!そういう映像は全く品がなくなっちまう。

 

「じゃあどんな時にズームを使えばいいの?」とかほざくヤツがいそうだから、俺が教えてやらァ!!

 

ズーミングの6つの効果を覚えときゃそんなのは簡単だ。

 

①位置関係を伝えたい時

たとえば、西部劇で対決する二人の位置関係を説明したい時はどうする?ヒーローの表情のクローズアップのカットと全体を写したロングショットのカットと、普通は2つのカットが必要だ。だが、ズームにかかればこんなもの1カットで事足りる。ヒーローの顔からズームアウト、もしくは全体からヒーローの表情にズームインだ!

 

②意外性を出したい時

A→Bにズームアウトするとき、Aからは全く結びつかないようなBのイメージが写り込むことで意外性を演出できるぜ。見えないものがズームインによって見えてきてびっくりさせるパターン、引いて思いがけない状況を見せるパターンがある。どちらを使おうとてめぇの勝手だ!!

 

③全体の舞台を紹介したい時

舞台を紹介したい時。例えば、木漏れ日のあたるペンションから、広い森へズームアウトすれば、そこは「森」という全体の舞台を紹介したことになるんだぜ。

 

④舞台を限定したい時(見る者の視点をある一点に誘導したい時)

逆に森からペンションにズームインすれば、これからストーリーが始まる「ペンション」という舞台を紹介したことになるんだ。

 

⑤解放感を演出したい時

頂上に立つ登山家の全身から、ゆっくりズームアウトしていくと、雄大なアルプスの全貌が見えてくるなんてショットは、見る者の緊張度を徐々に緩和させ、最後には解放感とカタルシスを感じさせることだってできるのさ。

 

⑥緊張感を出したい時

逆に、手紙を読んで何かを決意した登場人物の眼に、カメラが急激にズームインすれば、見る者の緊張感が否が応でも高まっていく。

 

 

まとめ

わかったか!ビチクソ野郎ども!!!これを踏まえて、今後映像制作に励むんだな!くれぐれもズームの多用には注意だ!なぜかって?とにかく品がなくなるからだ!!!

 

だから、ここぞ!という時にズームを使うのが一番!「原則ズーム禁止」くらいに思っておいたほうがいいぜ!!!わかったか!?ボケナスがぁ!!